悟の学習帳

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丸佳浩選手の移籍によるカープの影響

 

こんにちは

悟です。

 

広島カープからFA宣言していた丸佳浩選手が巨人入りすることが確定してしまいました。

広島ファンとしては大変残念ですが、これも世の常。

そこで今回は丸佳浩選手が移ることによるカープの影響について考えていきます。

 

 

 

 

丸佳浩選手について

 

名実ともに看板選手へと成長した丸選手ですが、シーズン終盤からプレーオフの大不振により今シーズンの成績が過小評価されているように思えます。

ここで、今シーズンの丸選手の貢献について振り返ってみます。

 

 丸選手はプロ11年目の29歳で、2011年から一軍に定着、2013年に初めて規定打席に到達すると、2018年まで6年連続規定打席を突破、ゴールデングラブ賞も6年連続と、近年の広島の躍進に大きく貢献してきました。

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一軍定着後の主な成績をまとめてみました。

3連覇を成し遂げた2016年からは3年連続の好成績を収め、不振にあえいだ2015年はチームも3年ぶりのBクラスに沈むなど、チームの成績に直結する選手だったことがうかがえます。

 

今シーズンの成績に絞ってみると、故障離脱がありながらもホームランはリーグ2位の39本、四死球133でプロ野球の四死球数シーズン記録で、歴代6位にも入りました。

 

四球に関しては年度相関が高い指標として有名で、安定した成績につながりやすいという特徴があります。

実際に丸選手の通算成績を見ても最多四球が2回、シーズン平均を下回ったことはありませんので、移籍後も安定した成績を残せる可能性は高いと考えられます。

 

この打撃に貢献度を測る指標にwRAAというものがあります。

wRAAはリーグの同一ポジション内の平均と比べて何点多く生み出したかを測る指標で、リーグ平均はゼロになり、打撃が期待される1塁手の平均と、守備が重視される捕手の平均は違いますので、ポジションを跨いだ比較はできません。

 

 

 

 

 

DELTAGRAPHSさんが出した結果ですと、丸選手(故障離脱の期間は野間選手ですが)を擁する広島のセンターは他チームのセンターに比べ一年間で59点多く生み出したということになります。

さらにゴールデングラブ賞も6年連続(指標的には平均的ですが)と、センターの守備が破綻しているということもありません。

 

このような理由から丸選手の市場価値は極めて高くなりました。

 

広島カープへの影響

 

カープへのダメージは当然甚大です。

 

センターの穴

 

丸選手の価値は、「センターを守りながらこれだけの打撃力を発揮できる」ことです。

 

丸選手の穴を埋めようと思うと、まずはセンターを守れる選手を探す必要があります。

カープ内でセンターを守れる選手といえば、野間選手や高橋大樹選手が考えられますが、いずれもフルシーズンで戦ったことはなく、併用は避けられないでしょう。

さらに、今シーズン野間選手はレフトを守っており、野間、丸、鈴木という鉄壁の外野陣を構成できたことも優勝の要因ではないでしょうか。

レフトに配置することで野間選手の価値を高めていたのですが、センターに配置するとなると守備面で大きな差を作ることはできず、レフトにも松山選手やバティスタ選手、新たに外野にトライする西川選手や坂倉選手などを置くことになります。

センターとなると外国人選手で埋めるということも難しいため、守備面でのマイナスは自明です。

 

3番打者の穴

 

そして次は3番打者を埋める必要があります。

 今シーズンに限ってはホームラン39本、97打点、出塁率4割5分を埋めることはほぼ不可能です。

もちろん丸選手が来年もこの成績を残せるとは限りませんが、鈴木を3番に移動させるのか、流動的になるのかわかりませんが、どちらにしても攻撃力ダウンは明らかです。

 

ここ数年のカープの強さの1つに、機動力があげられます。

こちらは「盗塁」のことではなく、ランナー1塁から1ヒットで1-3塁、ランナー2塁から1点をとれる「走塁力」です。

タナキクマルセイヤの1-4番はこの走塁力を持っており、単純な打撃力でバティスタが進化すればいいという問題ではないのです。

 

 

 来シーズンのオーダー

 

ここで来シーズンのオーダーを考えてみます。

 

1(遊)田中

2(二)菊池

3(一)バティスタ

4(右)鈴木

5(左)松山-西川 

6(中)野間

7(三)安部

8(捕)曾澤

9(投)

 

おそらく現実的なことを考えると開幕オーダーはこのようになると思います。

広島の監督の考えからして、鈴木は4番固定、菊池も2番固定がほぼ既定路線かと思います。

 

私としては新しいオーダーを提案したいです。

 

1(中)野間

2(遊)田中

3(右)鈴木

4(一)バティスタ

5(左)松山-西川 

6(三)安部

7(捕)曾澤

8(二)菊池

9(投)

 

 

鈴木選手はオフに右足のボルトを取ったため、来シーズンは今シーズンよりは全力疾走できると期待、レギュラーシーズンで犠打は多用すべきでないということを考慮してのオーダーです。

 

野間選手は基本的にフリースインガーで、ケースバッティングが得意ではないという印象です。

昨年のように6番や7番にいた場合は、バティスタや松山など鈍足のランナーの影響で自慢の脚力を活かせないことが多く、もったいない場面が多くありました。

そこで、1番に配置することで自由に打たせ、脚力を存分に活かせるはずです。

二番が菊池選手でなく田中選手なのは、田中選手の高い出塁率を考えたものです。

得点を増やすためにはアウトにならないことが重要ですので、できるだけ上位は高出塁率を出せる選手で固めるべきです。

 

菊池選手はケースバッティングがうまい印象があるかもしれませんが、意外な場面でホームランを打ったりと、制約やプレッシャーの少ない場面で自由に振り回してもらいたいです。

菊池選手が打てるようだと、1番もありかもしれません。

 

鍵を握るのはやはり野間選手で守備力を考えると野間選手がコケると守れる選手が限られているので一気に厳しくなってきます。

地味に競争相手にいなくなった3塁もカギを握りそうで、今シーズンwRAAでマイナスを記録しましたが、安部選手に昨年の打棒が戻れば、守備力も相まって、新たなストロングポイントになりえます。

 

逆にレフトは激戦区になりそうで、松山選手、西川選手、坂倉選手が枠を争います。

 

まとめ

 

以上で、丸選手の移籍によるカープの影響考察を終わります。

とにかく、丸選手の穴を1人の野手で埋めるのは不可能なので、他のポジションでプラスを作りつつ、投手陣のレベルアップに期待をするのがよいのではないでしょうか。

 

FA移籍は辛いものですが、若手にチャンスが巡ってきたとプラスに考え、新たなスター誕生に期待しましょう。

 

丸選手の人的補償がだれになるのかも注目ですので、こちらも決定次第記事にしていくつもりです。