【書評】スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編

 

こんにちは

経済学が好きな農学部生の悟です。 

 

今回は私が経済学に出会った本を紹介します。

私はFPを取ったり投資を始めてみたりなにかとお金に興味があるのですが、全ては今から紹介する本から始まったと言っても過言ではありません。

 

その本がこちら

 

 

 

本屋でもよく平積みされているので目にしたことがある人もいると思います。

やはりテレビでも有名な池上彰さんが帯に載っていることが大きいのでしょうか。

 

というわけで、紹介していきます。

 

 

 

 

本書の内容

 

本書は、マクロ経済学について書かれています。

 

マクロ経済学は、個人や企業といった個々の活動ではなく、国家や国民、市場といった大きな視点から経済を捉える考え方です。

 

経済学と言うと数式が多く、難解なイメージがありますが、本書には一切数式は出てきません(私の記憶では)

 

経済学の講義で単位をもらうのは難しいでしょうが、私のような経済学を単純に知りたい大学生や経済学に興味のある人であれば十分読みこなすことのできる内容です。

 

本書はマクロ編なので、ミクロ編を先に読むと理解がしやすくオススメです。

 

 

 

本書がオススメな人

 

ビジネスに興味がある人

経済学部に関心のある高校生

全ての大学生

 

 

本書の目次

 

第1章 マクロ経済のGDP

第2章 経済成長

第3章 失業率

第4章 インフレ

第5章 国際収支

第6章 総需要と総供給

第7章 インフレ率と失業率

第8章 財政政策と財政赤字

第9章 景気対策

第10章 財政赤字と貯蓄率

第11章 お金と銀行

第12章 中央銀行と金融政策

第13章 金融政策の実践

第14章 自由貿易

第15章 保護貿易

第16章 為替相場

第17章 国際金融危機

第18章 世界経済をどう見るか

 

 

GDPの欠陥

 

GDPはマクロ経済学の中でもトップレベルで重要な単語です。

 GDPは国の経済の大きさを測るために広く使われている基準で「1年間に生産(供給)された最終産物の総額」と定義されます。

 

 国家のGDPは人口が多い国ほど大きくなってしまうため、経済力ランキングのつもりが人口ランキングになってしまう場合があります。

そのため、経済力をGDPで議論する場合は、1人あたりのGDPで比較を行います。

 

ただ、GDPの計算では、「売買されないもの」は含まれません。

例えば、家庭内の生産(家事など)や、サラリーマンが現在の生産量のまま労働時間を減らした場合、環境汚染を減らした場合はGDPは増えないのです。

労働時間が減ったり、環境汚染が減ってもGDP的には豊かになったと判定されません。

それどころか、交通渋滞が起きて、ガソリンの消費量などが伸びればGDPは増えていきます。

 

このようにGDPだけを求めていくことは危険な考え方でもあります。

 

 

自由貿易と国境の壁

 

私たちは日ごろから世界各国で生産されたものを使用して生活しています。

世界各国で自分の得意分野に特化して生産されたものが貿易を通して様々な国に入っています。

 

このようにグローバル化が進んできてはいますが、実はまだまだ国境の壁というものは存在します。

まずは、国によって経済力がかなり違いますよね。

日本国内であれば、ほとんど物価は変わりませんが、アフリカや東南アジアの国と比較すると、物価は全然違いますよね。

更に、交通や通信インフラなどは国内の市場を対象にされていますよね。

本当のグローバル化が行われているのなら、NTTが東アジアの通信網をつかんでも変ではないですが、基本的には国別で展開されています。

理由としては言葉や文化の違い、通貨や法律など様々なものが自国との違いを乗り越える必要があるからです。

この壁を乗り越えるコストは国境を超えるだけで商品価値の40%がなくなるという報告もあります。

 

自由貿易を通じて世界の垣根は低くはなりましたが、まだまだ真のグローバル化への道は長いようです。

 

 

まとめ

 

以上ですが、簡単に内容を紹介してみました。

 

経済を勉強してみたいという人や、経済の動きをしっかりと理解したい人は、本書を足掛かりに勉強を始めてみてください