【書評】鉄道デザインの心

 

こんにちは

悟です。

 

今回は鉄道好き(乗り専)の私が鉄道デザインの巨匠、水戸岡氏の著書である「鉄道の心」を紹介します。

水戸岡氏は特急列車や観光列車のデザインを手掛けている方で、鉄道好きの方ならご存知かと思います。

f:id:satoruob:20180813001506j:plain

大分駅など建造物のデザインも手掛けているようです。

本書では、そのようなデザイン的な話ではなく、水戸岡氏の仕事哲学のような内容となっています。

 

 

 

 

 

本書がオススメな人

 

鉄道が大好きな人

一度でもJR九州の特急に乗ったことのある人

仕事でやりがいを見いだせない社会人の方

「働く」ことについて考えたい大学生

 

 

製品と商品

 

f:id:satoruob:20180813001442j:plain

製品と商品の違いは?と聞かれて私は答えられませんでした。

売り始めた商品?それまでは製品?程度にしか思っていませんでしたが、本書の著者である水戸岡氏は明確な答えを持っています。

まずは製品について

ただ、必要な条件だけを組み合わせて、要求仕様をクリアしたものは”製品”です。

次に商品です。

それにプラスアルファの何ともいえない、みなさんが喜ぶような、楽しいような、時代を超えるような、錯覚を起こすようなマジックがかかったものだけが”商品”と呼べます。

 

これは商売の世界の話だけではないです。

私のような大学生であっても、レポートや研究など何かを作る場面は多くあります。

 

私は商品を作れるような考え方をしているだろうかと自問せざるをえません。

どうしても作るのが楽なのは、製品です。

既に条件が提示されていて、相手が求めているものがはっきりしています。

 

しかし、商品は相手がどう思うか?相手にとって何が必要なのか?ということを考えなければなりません。

 

考えることは言葉にすること

 

人と話したり、本や資料を読んだりしている間、私たちは考えているつもりになっていることが多いです。

 

その時は色々と考えていて、内容を理解して、意見をしたりしていますが、終わった後、そういったことって意外と思い出せませんよね。

一番わかりやすいのが読書で、一読して「なるほど!」となりますが、読み終わって初めの方の内容はすっかり抜けていることがありますよね。

 

それは考えているとは言えないのです。

考えるということは、「自分の言葉にして相手に説明してわかる」ここまでやって初めて考えたとなります。

 

つまり、先ほどの読書では考えたとは言えないのです。

 

商品開発であれば、積極的にメンバーと議論を交わす。

本の中身であれば、内容を書き出してみる。

私は今こうやってブログに書くことで本の中身について考えることは出来つつあるのかもしれません。

 

目的が重要

 

仕事でも、趣味でもなんでも、目標を決めろと言われますよね。

 

私は?「まあ目標は置いておいてとりあえずやってみればいいのでは?」と考えてました。

 

しかし、水戸岡氏はこのように説明します。

「誰のために仕事をするのか」がぶれない人は正しいことを追求します。

家族のためなのかお客さんのためなのかによって、重視することはかなり変わってくるのではないでしょうか。

 

この部分がしっかりしている人は、妥協していい部分と譲れない部分が明確に線引きが出来ています。

 

 

 

本書を読んで水戸岡氏のデザインした列車に乗りたくなった人はお盆や繁忙期に列車に乗ってみましょう。

 

www.satorublog.com