悟の学習帳

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投資信託の「ベンチマーク」に要注意!本当の運用成績を見逃すことになります

 こんにちは

 

悟です。

今回は投資信託の評価の指標である「ベンチマーク」について説明します。

私は投資を始めたての頃、何を見ていいのかわからず、運用成績の良い(と思われる)アクティブ運用の投資信託を買っていました。

その運用成績が良い(と思われる)理由が、今回説明するベンチマークと大きく関わっています。

 

投資信託の基本について書いた記事はこちらです。

 

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ベンチマークとは?

 

ベンチマークは投資信託の運用成績の良し悪しを判断する指標のことです。

 

ではその指標はどんなものなのか例を示すとこのようになります。

投資対象 ベンチマーク
日本株式 日経225平均株価
  東証株価指数(TOPIX)
  日経平均株価
米国株式 S&P500
  NASDAQ総合指数
  ダウ工業株30種平均株価
欧州株式 MSCIヨーロッパ指数
中国株式 MSCIチャイナ指数
世界株式(先進国) MSCI KOKUSAI
  MSCI 世界指数
世界株式(新興国) MSCIエマージングマーケット指数
  S&P新興国総合指数
国内債券 NOMURA-BPI総合
世界債券 JPモルガン世界国際指数
国内REIT 東証REIT指数
世界REIT S&P先進国REITインデックス

 これらは比較的メジャーなベンチマークです。

 

投資信託の成績はこれらの数字に対して投資信託の値段がどうなのか?ということで決定します。

 

 例えば、日本株式に投資をしている投資信託を持っている場合は、日経平均やTOPIXなど、米国株式に投資をしているものであれば、S&P500などがベンチマークとして使われます。

 

インデックスかアクティブか

投資信託にはインデックス運用とアクティブ運用の2種類があります。

過去に投資信託に関して説明した記事を書いたので、詳しくはそちらを読んでもらいたいのですが、簡単に説明します。

 

 

 インデックス運用では、ベンチマークに連動したリターンの実現を目指す運用方法です。

平均的なリターンを目指す代わりに、運用コストを可能な限り抑えたものです。各銘柄の組み込み割合もできるだけベンチマークと揃える事で同程度のリターンを狙うことを目指しています。

良く言えばはずれのない、無難な投資先と言えます。

 

一方で、アクティブ運用はベンチマークを上回るリターンを目指す運用方法です。

ファンドマネージャーが運用に積極的に関わるため、インデックス運用に比べてコストが掛かるのが難点です。

例えばベンチマークが5%上昇した時は、アクティブ運用では7%や10%のリターンを得られればアクティブ運用した甲斐があるという感じです。

 

勝ち負けの判断は市場次第

しかし、ここで少し考えてほしいことがあります。

 

私たちにとってベンチマークの成績はそんなに重要なものなのでしょうか?

 

インデックス運用もアクティブ運用もどちらも、ベンチマークを指標にして運用を行います。

つまり投資信託の成績は「ベンチマークの動きに対してどうなのか」ということになります。

 

インデックス運用は、ベンチマークに連動したリターンを得る運用方法でしたが、例えリターンがベンチマークよりも良かったとしても、差が大きい場合は良い運用とは言われないのです。

私はベンチマークがめちゃめちゃ下がったからと言って、自分の投資信託も同じだけ下がってしまえば悲しくなります。

 

 

アクティブ運用は、ベンチマーク以上のリターンを狙っていると言いましたが、これはインデックス運用よりもリスクを負っているということになります。

なので、市場が上り調子の時はよりリターンが増えるケースもあるでしょうが、市場が下り坂の時は、リスクの高い運用を行っているので、市場よりも下落幅が大きくなってしまいます。

せっかく少額でリスクを分散できる投資信託を買ったのにですよ?

それってめちゃめちゃショックですよね。

 

アクティブ運用の目的が「ベンチマークを超えるリターンを得る」ことではなく、「ベンチマークの本来持つリスクよりも小さくし、銘柄の組み合わせなどによってより高いリターンを得る」ことを目的にすべきではないでしょうか。

単純にリスクを高めてリターンを得る事なら、個人投資家でも可能です。

プロにお金を払って運用してもらうのなら、リターンを高めるまではいかなくても、リターンはベンチマーク程度でも、リスクを小さくしてもらうことの方が重要だと思います。

 

 

まとめ

 

現在、ほとんどの投資信託にはベンチマークが決められており、「投資信託の成績」もベンチマークが基準に語られます。

「今年の運用成績 ★★★☆☆」みたいなやつです。

 

若干ベンチマークに対して苦言を呈しましたが、ベンチマークというものが無ければ、数ある投資信託の中からどれが優れたものかなんてわかりません。

なので、投資信託の良し悪しを測る一つの数字としては、ベンチマークによる判断は有効です。

しかし、ベンチマークに対する成績だけを見て投資信託を判断してしまうと、本来の運用成績を理解することができなくなります。

アクティブ運用でも、リターンは控え目だけど、下落相場に強いものも存在するでしょうし、たまたま今好調だけど、下落相場では止まらないものもあるはずです。

 

要は、ベンチマークの数字だけを見て買っちゃうと後悔するかもしれませんよ。ということです。 

 

 

私はこの決まりを知って、アクティブ運用は怖いなと強く感じました。

投資信託を買うのであれば、インデックス運用を買うべきだなと思いましたし、インデックス運用なら、大切なのは「どの銘柄、どの地域に投資をしているのか」という点です。

インデックス運用であれば、ひとまずベンチマークから大きく離れることは少ないですし、あくまで市場平均を狙っていく投資商品ですから。